Teacher Trainingメンタルヘルスキーパー講師育成講座
- トップ /
- メンタルヘルスキーパー講師育成講座
相談者の悩みを言語化し
うつ病予防・生産性向上へと導く職種
メンタルヘルスキーパーとは、相談者の話をよく聴き、相談者の「悩み」を整理し、論理的に見える化して、「解決方法」を考えられる思考に変換する
新しい職域として2021年に誕生しました。
変化が激しい環境の下で働く従業員のうつ病予防・生産性向上を目指しています。
治療から予防へ
これまでメンタルを支援する方法には、メンタルダウンした「事後の」メンタルヘルス治療が一般的でした。
「事前の」メンタルヘルス予防活動は、重要であるとは認識されているものの普及はしていません。
その理由は、日本では悩みを相談することは、マイナスなイメージが強いからです。「人にはそれぞれ悩みがある」の認識がこれまでの日本では受け入れられなかったからです。
これまでは不調が発生してからの治療でしたが、これからの時代は不調そのものを発生させない仕組みづくりが大切です。
そのためには相談者の“漠然とした悩み”や“言葉で表せない不安”などに関して、バイアスをかけることなく「傾聴」し、「言語化」する能力が要求されるため、このような役割を担える能力をもった人材を育成する必要があります。
-
得られるスキル
- ◯相談者に問いかけて聞くコーチングスキル
- ◯相談者の思考を整理するスキル
- ◯相談者の考え方や行動の選択肢を広げる複眼的思考のスキル
-
コース終了後のメリット
- ◯副業先の紹介が可能です
- ◯キャリアコンサルタントによる
キャリアの相談・支援サポート - ◯提携している人材紹介会社よりメンタルヘルスキーパー職としての仕事の紹介・開拓
メンタルヘルスキーパー
三輪 瞭
大学でソーシャルワーカー養成課程にて福祉や心理を習得。
現在、同行援護事業所にて視覚障がい者の新たな職域拡大にきっかけを行っている。
網膜色素変性症。
視覚に障がいがあることが分かってから得た強みがあります。
それは、聴覚だけで相手の声色だけで気持ちや考えを察する力、多角的な視点で論理的にアプローチする力です。
人が情報を得る時に視覚が大半を占めていると言いますが、逆に視覚に頼ると、情報を多く取り入れたり、視覚による思い込みが発生し、必要のないバイアスが生まれてしまい誤った判断をしてしまうことがあると思います。
その点、視覚以外の感覚が研ぎ澄まされている視覚障がい者は、相手の言葉や声色に集中し余計なバイアスをかけることなく話を聞く力に長けています。
ストレス社会といわれる現代に於いてうつ病や精神疾患を事前に予防していくことは社会にとって必要なことで、膨大な情報に晒されている現代人にとって自らの思考を言語化して頭の中を整理することはメンタルヘルスにつながると思います。
その強みを活かして少しでも人々の生活を生きやすいものにしていけたらと思います。
受講者の声
- Q.どこでメンタルヘルスキーパーを知りましたか?
- きっかけは西村由美先生のブログです。大学時代に西村先生主宰の就活スクールでお世話になって以来、ブログを度々拝見している中で職域開発としてメンタルヘルスキーパーが新たに立ち上がったことを知りました。
- Q.なぜ受講しようと思いましたか?
- 受講に至ったきっかけは主に3つあります。
1つ目は、新しいモノの立ち上げや第一人者としての経験を通して自信をつけたいこと、
2つ目は、資格を身につけスキルアップしたいこと、3つ目は、メンタルヘルスキーパーの意義役割に共感したことです。
意義役割とは「欧米諸国はメンタルダウンする前の予防活動が活発なのに対し、日本ではメンタルダウン後の治療しか無い。
メンタルヘルスキーパーは相手の漠然とした悩みを聞いて本人に言語化させることで、本人がこれから自分の力で思考転換しメンタルダウンを予防できるようにサポートする」このように理解し日本にも予防活動が必要だ、と自身の経験からも必要性を感じました。
その上でスタートアップでスキルアップする目的とマッチした為、受講を決めました。 - Q.受講してみて何か変わりましたか?
- 一番の変化は、自分自身の捉え方の傾向を知り、冷静に事実と感情を分けて見つめることができるようになったことです。
そして「落ち込み過ぎる」ことが減ってきたように感じます。メンタルヘルスキーパーとして傾聴の経験を積む中で、私自身が落ち込むことがあった際もモヤモヤの根本理由に気づいて、思い込みを捨て、前向きになれる時間が増えてきました。 - Q.今後にどう生かしていきますか?
- メンタルヘルスキーパーの面談を通して「頭の中の整理ができ、自分の本当の想いに気付けたのでこれからも頑張ろう思えた」などと感想を頂いており、その効果を実感しています。
これからも経験と実績を重ねて、お悩み相談室のように気軽に頼れる存在、職業として社会に広く浸透させる活動をしていきたいと考えています。
また、本業でも人材育成に生かしていきたいです。
極端な思い込みや捉え方でふさわしくない振る舞いをしてしまったり、良い面が十分に発揮できていない同僚がいたときに気づいて理解して、前向きになる方へ導く存在となるよう、メンタルヘルスキーパーでの学びを発揮したいです。 - Q.受講を考えている方へ一言いただけますか?
- スキルアップを目指したい、スキルアップしたいけどなにができるか分からない、セカンドキャリアを考えている、本業に生かしたい、きっかけはどんな些細なことでもいいと思います。
メンタルヘルスキーパーに興味のある方、一緒に活動する仲間を募集しています。ご自身のスキルアップ、ステップアップにも繋がる経験を創り出していきましょう!
カリキュラム
プログラム内容
- 1.メンタルヘルス対策とは?
- 2.求められる各種心理スキルと学ぶべき理論と実践
- 3.傾聴の仕方
- 4.言語化させる技術
- 5.思考の整理法
- 6.実践トレーニング内容:仕事から子育て、プライベートに関する相談を取り扱います
研修時間
総合研修時間:16時間
座学:4時間
ロールプレイング:12時間
テスト:外部企業様より実施:2時間
開催日程・場所
- 場所
- オンライン(Zoom)
- 時間
- 10時~12時
※対面レッスンご希望の場合はお申し出ください。大阪高槻にて行っております。
定員
3名まで
受講料
79,000円(税込)テキスト代込み。分割払い可能です。適宜ご相談ください。