Blogキャリアコンサルタント西村由美のブログ
2023.5.12
ドラマ ラストマン(全盲の捜査官)を見て思う事
キャリアコンサルタントの西村由美です。
今日はドラマ、ラストマン(全盲の捜査官)を見て思うことを書きたいと思います。
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視覚障がいと聞くと皆さん、どんなイメージを思い浮かべますか?
この質問を投げかけると、よく聞く言葉は「目が見えないから何もできないイメージ」とか、「目が見えない人は不便で可哀そう」などほとんど、マイナスな印象を述べる方が多いです。
現に、企業の障害者雇用においてもマイナスイメージから「視覚障がいの方にどんな仕事をさせたらいいか分からない」と相談を受ける事が弊社で多くあります。
多くの企業の人事部門様からの相談は
「目が見えない人は可哀そう、障がい者雇用枠でも、お願いできる仕事がわからないのです。」
しかし、目が見えない人は本当に何もできないのでしょうか?可哀そうな人なのでしょうか?
では視点を変えると、目が見えていればすべての仕事ができるのでしょうか?
こんな常識をドラマでひっくり返してくれているのがラストマンのドラマです。
目が見えなくてもできる仕事とは?ではなく、目が見えないからこそ、強みを活かして働くという視点で構成されているのがすごく興味深いです。
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科学詩PLUS ONEに書かれた視覚障がい者の脳の可能性についての記事。
こちらを読んで下さい
視覚障害者の脳は、視覚の感覚が喪失されても、聴覚、嗅覚、触覚、さらには記憶や言語などの認知機能を高めるネットワークを新たに作り出している、脳の構造であることが証明されています。
では、目が見えないからこその強みとは何でしょうか?次回に書いていきたいと思います