Blogキャリアコンサルタント西村由美のブログ
2022.12.9
「あいまい」が起こすコミュニケーションエラー①
ブラインドコミュニケーション研修講師の西村由美です。
ブラインドコミュニケーション研修でも行う、「あいまいさ」について今日はお話しします
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視覚障がい者にとって、具体的でない表現は、行動や理解に多くの困難をもたらします。
では、健常者はあいまいな表現で伝わるのでしょうか・・・?違います。
それどころか、視覚障がい者にはない、「思いこみ」を発生させる原因なのです!
この「あいまい」から生まれる「思いこみ」もコミュニケーションエラーの原因の1つです。
「表現のレベル」は経験や環境によって違う
♪育ってきた環境が違うから♪感覚的な言葉は個人それぞれ違うのです。
建物の広さを表現する言葉で、平米だけでなく、坪という言葉をきくとおもいます。
この坪という単位、広さのイメージできますか?自分の家が、20坪だから・・・って
イメージしませんか?でも平米でしか知らないと、もう20坪の広さがイメージしにくいと思います。
外国人の言う1フィート、日本人の1メートル、その昔の方は、一尺とか?
長い、短い、広い、狭いの感覚は個人個人で全く違うのです。
では、どのようにすると、あいまいさをなくしていけるのか?
次回はその視点についてお話をさせていただきますね。
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ブラインドコミュニケーション研修では、このあいまいさの排除をワークショップ形式で
体感してもらい、工夫を考えてもらっています。
ぜひ、この機会に一度、体験してみてください。