Blogキャリアコンサルタント西村由美のブログ

2026.4.15

「普通」って誰が決めているんだろう

最近、人権講演の機会をいただくことが増えています。
先日は宮崎県小林市の中学校でお話しさせていただきました。

今回お伝えしたテーマは、
「見えないことは、本当に弱みなのか?」という問いです。

この問いは、娘の存在を通して、私自身が向き合い続けてきたものでもあります。

私たちは日常の中で、無意識のうちに「普通」という線を引いています。
そしてその線を基準に、「できる」「できない」を判断してしまう。

しかしその「普通」という線が、子どもたちの可能性を狭めてしまうこともあるのではないかと感じています。

例えば、「配慮」という言葉。


本来は支えるためのものですが、
時に「できない前提」をつくり、挑戦の機会を奪ってしまうこともあります。

では、どうすればいいのか。

大切なのは、「できないこと」に目を向け続けることではなく、その人が持っている力が発揮できる環境を整えることです。

これは障害のあるなしに関わらず、すべての子ども、すべての人に共通する視点だと考えています。

キャリア支援の現場でも、「個人の努力」だけでなく、「環境との関係」をどう整えるかが重要になります。

「普通とは何か」
「誰の基準で線が引かれているのか」

そうした問いを持つことが、
可能性を広げる第一歩になるのではないでしょうか。

企業においても、
障害者雇用や多様性の推進の中で、
「関わり方が分からない」「配慮の仕方に迷う」といった声を多くお聞きします。

そうした現場において、
「普通」という前提を見直し、
一人ひとりの力が発揮される関係づくりを考えるきっかけとして、
研修や講演を行っています。

現場の理解が進むことで、
コミュニケーションの質や働きやすさの向上にもつながります。

美キャリアでは、こうした視点をもとに、
企業研修やキャリア支援、人権・多様性に関する講演を行っています。

学校現場で、
・子ども同士の関わり
・多様性やインクルーシブ教育
・「普通」という価値観の見直し

に課題を感じている方へ。

また、企業においても、
・障害者雇用における現場の戸惑い
・多様性推進における具体的な関わり方
などについてご相談をお受けしています。

現場の状況に合わせて、講演や研修内容をご提案しています。
お気軽にご相談ください。